本門寺という呼称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 13:27 UTC 版)
日蓮宗にとって、本門寺という呼称には特別な意味が込められている。中国の天台大師は天台山に、日本の伝教大師は比叡山に寺塔を建立したが、日蓮は寺塔を建立する場所を示さなかった。「冨士一跡門徒存知の事」によれば、景勝地を選んで寺塔を建立するべきであり、その景勝地は富士山であり、そこに建立されるべき根本の寺が本門寺であるとされる。本門寺を建立することが日蓮の遺志を継ぐこととされ、その名称は、日蓮の弟子にとっては特別な名称であって根本中の根本であり、日蓮の教えの中心であるということになっている。
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