本レートを原商品とする商品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 20:22 UTC 版)
「無担保コール翌日物金利」の記事における「本レートを原商品とする商品」の解説
日本円OIS(翌日物金利スワップ)は、日本銀行が公表する無担保コール O/N 物レート(確報値)を用いる。また、OISの実取引値および気配値を用いて(ウォーターフォール)算出するターム物金利(TORF、1M、3M、6Mの3種類算出)はポストLIBOR後の参照金利として用いられることとなっている。これはTONAがあくまでも一日限りの取引であり、そこに期間構造が存在しないこと、またTONAを用いた複利金利は先決めにせよ後決めにせよ、実取引上良い性質を持たないことから、OIS取引は現状流動性が乏しいという課題はあるものの、貸出金利や金利デリバティブの参照指標として望ましいとされたためであるが、ISDAでは後決め方式のTONAがLIBORのフォールバックレートとして指定され、日本銀行もデリバティブの参照金利は後決め複利のTONAを第一候補とした。
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