末梢性鎮咳薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/20 06:18 UTC 版)
例えば、気道に痰が溜まっていたりすると、それが刺激になって咳を誘発する。したがって、去痰薬は末梢性鎮咳薬としても作用する薬物群の1つである。また、気管支拡張薬も末梢性鎮咳薬としても作用する薬物群の1つである。さらに、局所麻酔薬なども末梢性鎮咳薬としても作用する薬物群の1つに数えられる場合がある。局所麻酔薬のテトラカインの構造を変えて開発された末梢性鎮咳薬として、ベンゾナテート(英語版)が知られる。 なお、生薬を単剤として鎮咳に用いる例としては、桜皮のエキス剤や、杏仁水などが知られる。例えば、桜皮のエキス剤は、末梢性鎮咳薬として作用する。 ベンプロペリンには末梢性鎮咳薬としての作用も存在するものの、例えば、鎮咳去痰薬や気管支拡張薬などが併用される事も充分に有り得る。
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