木造僧形坐像(伝・慈覚大師像)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 16:43 UTC 版)
「黒石寺」の記事における「木造僧形坐像(伝・慈覚大師像)」の解説
本来の像名が不明のため、重要文化財指定名称は「僧形」坐像となっている。寺伝に慈覚大師像というが、地蔵菩薩像または僧形八幡神坐像として造られた可能性もある。カツラ材の一木造であるが、両膝部は別材を矧ぎ付けており、両膝部材の矧面に「永承二年二月九日仏師僧積□」の銘がある(永承2年は1047年)。「積□」については、「積能」と読むのが定説となっている。
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