木星 そして無限の宇宙の彼方へ(JUPITER AND BEYOND THE INFINITE)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 01:59 UTC 版)
「2001年宇宙の旅」の記事における「木星 そして無限の宇宙の彼方へ(JUPITER AND BEYOND THE INFINITE)」の解説
ディスカヴァリー号が木星の衛星軌道付近に到達すると、ボーマンは近くに浮かぶ巨大モノリスを発見する。ポッドに乗って接近して行くと、巨大モノリスは漆黒の闇に消え、そのあたりの空間から発した光の奔流がポッドを呑み込み、めくるめく異次元の光景が次から次へと押し寄せて来る。 やがて、閉鎖された王朝風の白い部屋にポッドごと到着すると、そこでボーマンは、年老いて行く自分自身を順々に発見する。遂には老衰してベッドに横たわるボーマンの前に、あのモノリスが現れ、彼がそれに向かって手を差し伸べると、光に包まれた胎児に変貌する。ボーマンは、人類を超越した存在=スター・チャイルドへと進化を遂げたのだ。 そして胎児は太陽系へと戻り、地球を見下ろしながら、これから自分が成すべきことについて思いを巡らせるのだった。
※この「木星 そして無限の宇宙の彼方へ(JUPITER AND BEYOND THE INFINITE)」の解説は、「2001年宇宙の旅」の解説の一部です。
「木星 そして無限の宇宙の彼方へ(JUPITER AND BEYOND THE INFINITE)」を含む「2001年宇宙の旅」の記事については、「2001年宇宙の旅」の概要を参照ください。
- 木星 そして無限の宇宙の彼方へのページへのリンク