木島則夫ハプニングショーとは? わかりやすく解説

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木島則夫ハプニングショー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/15 07:49 UTC 版)

木島則夫ハプニングショー
ジャンル ワイドショー
出演者 木島則夫
製作
制作 日本テレビ
放送
放送国・地域 日本
放送期間 1968年5月18日 - 1968年10月12日
放送時間 土曜 22:30 - 23:30
放送分 60分
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木島則夫ハプニングショー』(きじまのりおハプニングショー)は、1968年5月18日から同年10月12日まで日本テレビ系列局で放送された生放送ワイドショー木島則夫冠番組。放送時間は土曜 22:30 - 23:30 (JST) 。

概要

「いま何が起こっているか」を視聴者に伝える番組として企画され、担当スタッフも報道・芸能・社会教養の3部門から集まって制作に取り組み、「常に生放送」「台本は作らない」をモットーに、ぶっつけ本番のカメラがとらえた素材を司会者が料理し、それをまたカメラが追うという型破りな番組[1]NET(現:テレビ朝日)系列の『モーニングショー』を降板したての木島則夫が、新たに取り組んだ異色作。

司会

第1回でのエピソード

第1回は、当時アングラ劇場が流行し、ヒッピー・フーテン族がたむろする「新宿」をテーマに、新宿コマ劇場前に若者たちを集め、彼らと司会者のティーチ・インをもくろんだ。ところが、5000人を超える若者たちが集まり、コマ劇前は身動き出来ない大騒ぎと化し、司会者は発言を要求する若者たちに押され、近くの喫茶店へ逃げ込まざるを得なくなる。やがて開始20分後には、これを知った警視庁の第4機動隊が駆けつけ、警戒に当たった。もちろん、ライトを消して番組を中止すれば騒動は収まるわけだが、スタッフは、何が起ころうとあくまで写そうという姿勢を貫いた。

そして翌日の新聞は、社会面でこの騒ぎを報道し、「ハプニング」という言葉は当時の流行語となった[1]

後年、この回の映像の一部が『NHK×日テレ 60番勝負』にて放送された。

脚注

  1. ^ a b 日本テレビ放送網株式会社社史編纂室 編『大衆とともに25年 沿革史』日本テレビ放送網、1978年8月28日、160 - 161頁。NDLJP:11954641/93 

関連項目

日本テレビ系列 土曜22:30 - 23:30枠
前番組 番組名 次番組
22:30-レジャー作戦
※金曜22:00へ移動
23:00-NNNきょうの出来事
23:10-スポーツニュース
※以上30分ずつ繰り下げ

11PM
※30分繰り上げてつなぎ番組
するも、土曜放送休止
木島則夫ハプニングショー




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