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木内信蔵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/04 00:05 UTC 版)

木内 信蔵(きうち しんぞう、1910年11月19日 - 1993年4月7日)は、日本の地理学者。専門は人文地理学東京大学名誉教授。

経歴

東京出身。浦和高等学校卒、東京帝国大学理学部地理学科卒。大学院、理学部助手、講師を経て、1949年に東京大学教養学部助教授。1950年「都市の地理学的研究」で東京大学より理学博士の学位を取得。1954年、教養学部に人文地理学教室を創設。1956年に教授。1971年、定年退官、名誉教授成城大学教授。1975年、ジョージ・デビッドソン賞受賞。1981年、定年退任。1959年、ベルリン地理学協会から日本人初のカール・リッター賞を受けた。

著書

  • 『人文地理学』(至文堂) 1951
  • 『都市地理学研究』(古今書院) 1951
  • 『集落都市』(研究社出版研究社学生文庫) 1953
  • 『村と町と都市』(講談社の学習図鑑) 1953 
  • 『人文地理辞典』(弘文堂アテネ文庫、地理学基礎講座) 1954
  • 『図説日本地理 5 東京・関東』(偕成社) 1957 
  • 『わが国土・日本の地理』(偕成社、目で見る学習百科) 1960
  • 『地域概論 その理論と応用』(東京大学出版会) 1968
  • 『自然との語らい』(古今書院) 1976
  • 『都市地理学原理』(古今書院) 1979
  • 『人文地理』(古今書院) 1985

共編著

翻訳

  • 『メガロポリス』(J・ゴットマン、石水照雄共訳、鹿島研究所出版会、SD選書) 1967
  • 『新しい都市の人間像』(R・イールズ, C・ワルトン編、監訳、鹿島研究所出版会、SD選書) 1971
  • 『都市地理学』(J・ボージュ・ガルニエ, G・シャボー、谷岡武雄共訳、鹿島研究所出版会) 1971
  • 『都市と広域』(R・E・ディキンソン、矢崎武夫共訳、鹿島研究所出版会) 1974

記念論集

  • 『地理学献呈論文集 木内信蔵教授退官記念』全4巻 1973

脚注


参考文献

先代
石田龍次郎
日本地理学会会長
1968年 - 1970年
次代
渡邊光



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