朝鮮半島の焼肉文化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:59 UTC 版)
過去には「焼肉」を意味する語で「プルコギ」もよく使われたが、現在、において「焼肉」を意味する語は「コギグイ(고기구이)」(肉焼き)や「コギ(고기)」(肉)でおり、「焼肉店」を意味する語は「コギジップ(고깃집)」(肉家)である。「コギジップ」は牛肉と豚肉だけを扱う。コギジップの具体的なメニューとしては「プルコギ(불고기)」(火肉)、「カルビ(갈비)」、「サムギョプサル(三겹살、삼겹살)」(三枚肉)、「コプチャン(곱창)」(牛や豚の 小腸)、「マクチャン (막창) 」(牛のギアラや豚の大腸)、「ダイチャン (대창)」(牛の大腸)等がある。 韓国の牛肉消費量も、日本と同様にかつては少なく、1980年代時点の1人当たりの年間牛肉消費量はわずか2.6kgであったものが、1988年のソウルオリンピック開催で韓国国内経済が発展したことが大きな影響を与え、1990年には1人あたり4.1kgに増加し、2000年には8.5kgとなった。つまり1980年→2000年の20年間で3倍以上の伸びを見せた。なお、韓国の牛肉輸入自由化は2001年である。
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