最高裁判所の設立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/17 22:07 UTC 版)
「2005年憲法改革法」の記事における「最高裁判所の設立」の解説
貴族院の司法機能(英語版)と枢密院司法委員会(英語版)の機能の一部が新設の連合王国最高裁判所に移譲された。最高裁判所では裁判官12名が特許状により任命され(第23条)、最初の裁判官12名は施行時点の常任上訴貴族12名が横すべりで就任するとされた(第24条)。最高裁判所の裁判官は原則としては終身任命であり、死亡あるいは議会の解任決議により空位が生じた場合は主席裁判官(President)、副主席裁判官(Deputy President)などで構成される最高裁判所任命委員会が指名するとした(附則8)。指名した人物に対し、大法官は1度だけ拒否権を行使することができる(第29条。後の法改正で司法大臣に変更)。
※この「最高裁判所の設立」の解説は、「2005年憲法改革法」の解説の一部です。
「最高裁判所の設立」を含む「2005年憲法改革法」の記事については、「2005年憲法改革法」の概要を参照ください。
- 最高裁判所の設立のページへのリンク