最初の蔵春閣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/15 01:25 UTC 版)
善光寺に隣接する長野市の城山には、地元の有志等によって1886年に建設された建物「城山館」があり、市制を敷いた長野市は1898年にこれを買収して市立の公会堂として運用していた。 1908年秋に、城山で一府十県連合共進会が開催されることとなった際に、貴賓接待用の施設として「城山館東館」が、野外音楽堂などとともに建設され、これが後に「蔵春閣」と呼ばれるようになった。この最初の蔵春閣は、205坪余、ないし、210坪の建物であった。 この初代の蔵春閣は、大正期には演説会や音楽会にしばしば使用されたが、1949年2月6日の火災によって、隣接する城山館ともども焼失してしまった。
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