最上川にまつわるエピソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/22 14:07 UTC 版)
「大平温泉」の記事における「最上川にまつわるエピソード」の解説
温泉街は最上川の源流に非常に近いことで知られる。かつて火焔橋(ひのほえばし)と名付けられた吊橋が存在し、最上川で最も上流部に架かる橋であった。滝見屋の対岸の先に最上川源流の滝と呼ばれる火焔の滝を一望できる見晴らし台があり、滝見屋が見物客の往来のために架けられたものだが、危険防止のため現在は撤去され、両岸には土台のみが残っている。橋は全長約20mほどで、両岸をワイヤで結び板を渡した造りで、冬季間はワイヤごと取り外していたという。現在は滝のつり橋(全長20m、幅約1m)が架けられ、徒歩で登山道を訪れた湯治客が渡る橋となっている。温泉宿が閉鎖される冬季間は橋板が外される。 宿の対岸には「最上川源流之碑」と刻まれた石碑が建てられている。
※この「最上川にまつわるエピソード」の解説は、「大平温泉」の解説の一部です。
「最上川にまつわるエピソード」を含む「大平温泉」の記事については、「大平温泉」の概要を参照ください。
- 最上川にまつわるエピソードのページへのリンク