書誌形態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/25 22:54 UTC 版)
本写本は源氏物語全54帖のうち、花散里と柏木の2帖が欠けており、帚木と空蝉、蓬生と関屋、常夏と篝火がそれぞれ合冊されているため52巻49冊で構成されている。そのうち柏木、東屋、蜻蛉、手習の4帖が後世の補写または取り合わせと見られ、それ以外の45帖が鎌倉時代の書写とされる。鎌倉時代の書写とされる部分は甲筆36巻と乙筆12巻の2筆に分かれており、書写者として大部分が二条為明であるとされており、その他に二条為氏や藤原行能らの名前が挙げられている。
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