書下し長編探偵小説全集(かきおろしちょうへんたんていしょうせつぜんしゅう)
1955年(昭30)から翌年まで、講談社から刊行。全11巻。
1.十字路(江戸川乱歩)2.見たのは誰だ(大下宇陀児)3.魔婦の足跡(香山滋)4.光とその影(木々高太郎)5.上を見るな(島田一男)6.金紅樹の秘密(城昌幸)7.人形はなぜ殺される(高木彬光)9.夜獣(水谷準)10.十三角関係(山田風太郎)12.鮮血洋燈(渡辺啓助)13.黒いトランク(鮎川哲也)。
予定された8.五匹の盲猫(角田喜久雄)。11.仮面舞踏会(横溝正史)は未完。13巻は「一三番目の椅子」として、新人の応募入選作であり、中川透はこのとき鮎川哲也と改名した。このとき、藤雪夫と鷺尾三郎、西村京太郎、宮野村子、梶龍雄が候補になった。
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