暮葉ルート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 02:45 UTC 版)
偽温羅である暮葉は、唯一の肉親である父親・住吉須久那を探していた。住吉家は病弱な暮葉の母の治療費多額の借金を抱えていた。後に暮葉の母は他界し、須久那は物語が始まる5年前に失踪する。須久那の失踪から2年後、暮葉の元に怪盗温羅の活躍を知らせる手紙が届く。暮葉は須久那が温羅であると考え、偽温羅の名を騙り温羅を誘き出す。しかし、温羅が須久那ではないことを暮葉は知り、秘宝を盗んで売り捌き借金を返すことを決める。 暮葉は、所有者が望む物を出す秘宝・打ち出の小槌を盗もうとする。圭介は温羅の姿で暮葉の前に現れ、父親の借金を返すのなら別の方法を執れと諭す。そこに居合わせた坂上家の忍者頭領は、怪盗を辞めて坂上家で働くことを提案する。暮葉は圭介の説得により、一度は打ち出の小槌を諦める。しかし土蜘蛛の生き残りが現れ、暮葉を脅して打ち出の小槌の取得を迫る。圭介は坂上家の忍者頭領と協力して土蜘蛛の生き残りを倒す。事件後に暮葉は、温羅が圭介であること、坂上家の忍者頭領が須久那であることを知る。暮葉は坂上家の温情により、父親と共に坂上家に仕え始める。 やがて圭介と暮葉は付き合い始める。そんな折に打ち出の小槌のような強い秘宝には依存性があることが分かる。暮葉は誘惑に負けて打ち出の小槌を使用し、それを咎めた葵を傷つけてしまう。誘惑に勝てない暮葉は自殺を図ろうとする。そこに圭介達が現れ、彼らの優しさを知った暮葉はついに打ち出の小槌の誘惑を断ち切る。 事件の終結後、暮葉は御三家により事実上の禁錮刑を言い渡される。暮葉は禁欲的な生活を送り、打ち出の小槌の誘惑に打ち勝てることを御三家に示すこととなる。一年後、自由な身となった暮葉は圭介達と再会を果たす。
※この「暮葉ルート」の解説は、「鬼ごっこ!」の解説の一部です。
「暮葉ルート」を含む「鬼ごっこ!」の記事については、「鬼ごっこ!」の概要を参照ください。
- 暮葉ルートのページへのリンク