暗号機本体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/09 08:51 UTC 版)
暗号化と復号は、各文字が母音か子音かによって、次の2種類に分けて行われた。 6字側 (Sixes) 母音 A,E,I,O,U,Y 20字側 (Twenties) 子音 B,C,D,F,G,H,J,K,L,M,N,P,Q,R,S,T,V,W,X,Z 機構の概要を示す。 暗号機は入出力用タイプライター、プラグボード、ロータリーラインスイッチ、スイッチ駆動制御から構成される。 暗号化と復号の切替えは、ロータリーラインスイッチ通過方向を電気的に切り替えて行う。 原字×プラグ(原字がプラグボードを通過した結果)が母音 (A,E,I,O,U,Y) の場合は 6字側スイッチを通過する。暗号化 暗字 = 原字 × プラグ × スイッチ6 × プラグ-1 復号 原字 = 暗字 × プラグ × スイッチ6-1 × プラグ-1 原字×プラグが子音の場合は 20字側スイッチを通過する。暗号化 暗字 = 原字 × プラグ × スイッチI20 × スイッチII20 × スイッチIII20 × プラグ-1 復号 原字 = 暗字 × プラグ × スイッチIII20-1 × スイッチII20-1 × スイッチI20-1 × プラグ-1
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