映像のアーティファクトの削減
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 22:26 UTC 版)
「圧縮アーティファクト」の記事における「映像のアーティファクトの削減」の解説
詳細は「デブロッキングフィルタ」および「en:Deblocking filter」を参照 ブロックノイズは、デブロッキングフィルタ(英語版)を適用することによって低減できる。静止画像符号化の場合と同様に、デブロッキングフィルタを後処理としてデコーダ出力に適用することが可能である。 閉じた予測ループを有する動き予測映像符号化では、エンコーダは、デコーダ出力を将来のフレームが予測される予測基準として使用する。その目的のために、エンコーダは概念的にデコーダを統合する。このデコーダがデブロッキングを実行する場合、デブロックされたピクチャは、動き補償のための参照ピクチャとして使用され、フレームにわたるブロックアーチファクトの伝播を防止することによって符号化効率を向上させる。これは、ループ内デブロッキングフィルタと呼ばれる。ループ内デブロッキングフィルタを規定する規格には、VC-1、H.263 Annex J、H.264/AVC、H.265/HEVCがある。
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