旧第一閘門周辺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 13:34 UTC 版)
旧第一閘門東の一角に「淀川改修紀功碑」がある。明治43年(1910年)に淀川改修工事完了を記念して建てられた。その横に毛馬北向き地蔵の祠がある。その周囲に「毛馬の残念石」という大きな石が数個転がっており、江戸時代に大坂城を再建するときに伏見城から運ばれた石垣の石がその途中で運搬船から転落し、淀川改修工事の際に引き上げられたものとされる。 上流側の門のそばに新淀川開削や毛馬洗堰造築で活躍した沖野忠雄の像がある。さらに東に旧毛馬洗堰三門が保存されている。レンガと花崗岩で構築され、かつては総延長53m、十門のゲートがあった。 第一閘門西側にはかつて長柄運河が流れており、閘門下流側門そばに「眼鏡橋」が設置された。現在は運河は埋め立てられたが、眼鏡橋は修復のうえ保存されている。 閘尾部(下流側) 沖野忠雄像 眼鏡橋
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