日本語圏における王晶との混同について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 14:32 UTC 版)
「黄炳耀」の記事における「日本語圏における王晶との混同について」の解説
日本語圏以外で「バリー・ウォン」という名前は一般に、ウォン・ピンユーのことを指す。 しかし、日本語圏の映画データの多く(特に2010年以前)は「バリー・ウォン」という名前が王晶(ウォン・ジン)を指すケースがほとんどである。 ウォン・ジン本人が「バリー・ウォン(Barry Wong)」という別名は日本で勝手につけられたものであると述べたことが、2010年に日本で出版された書籍の中で言及されており、ウォン・ジンが自ら「Barry Wong」と名乗ったことは一度もない。 中国語版Wikipediaや百度百科の「王晶」の項目においても「Barry Wong」という別名の存在は一切確認できず、どのような経緯で「バリー・ウォン」という別名がウォン・ジン本人の知らない間に日本語圏で勝手に定着したのかは、定かではない。 ウォン・ピンユーとウォン・ジンは共に香港中文大学の卒業生であり、1980年代から1990年代に香港映画の世界で活躍していたことから、何らかの手違いで日本の映画関係者が両者を混同した可能性が存在する。 そのため、日本語のデータベースには、ウォン・ジンとウォン・ピンユーがともに「バリー・ウォン」と表記されており、両者の判別ができない場合がある。この問題を解決するには、中国語のデータベースにおいて「黄炳耀(黃炳耀)」と「王晶」を個別に確認する必要がある。
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