方言に残る入声とは? わかりやすく解説

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方言に残る入声

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 05:42 UTC 版)

入声」の記事における「方言に残る入声」の解説

台湾語などの閩南語では -p、-t、-k、-h があり、 -h は声門閉鎖音 [ʔ] を表す。調値によって8種(実質的には7種)に分けた場合の第4声と第8声をとる。ただし -h については連続変調により第2声、第3声をとることもある。 -h は語によって他方言の -p、-t、-k、陰声韻母音)、陽声韻鼻音)に対応する広東語では -p、-t、-k があり、調値によって6種に分けた場合の第1声・第3声・第6声の3つの段位声調の他、第2声と同じ上昇変調をとる語(「鹿 luk2」など)がある。断音だが、長母音結びつく場合もある。 呉方言北方方言一部・閩方言一部閩東語など)では声門閉鎖音 [ʔ] として残っている。 官話方言では、音節末子音消滅したものの調値違いだけが残る例もある。

※この「方言に残る入声」の解説は、「入声」の解説の一部です。
「方言に残る入声」を含む「入声」の記事については、「入声」の概要を参照ください。

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