新間寿との仲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/30 09:45 UTC 版)
「ビンス・マクマホン・シニア」の記事における「新間寿との仲」の解説
新間寿の回想によると、NWAのプロモーターの中でもとても紳士的な人物であり、言葉遣いも態度も乱暴なレスラー出身者とはその差が際立ったという。NWAのプロモーターの中でも全日本プロレスと新日本プロレスのどちらをに味方するかと言えばアメリカで名前の大きかった馬場の率いる全日本の方に95%が味方し、そんな中で新日本に味方してくれたプロモーターはマイク・ラベールとマクマホンの2人だけであった。そのため新間はマクマホンを非常に大切な存在と思っており、マクマホン夫妻を日本に招待した時(藤波辰爾がMSGに出場する2年ほど前)、新間が来日していた夫妻が宿泊する京王プラザホテルを尋ねたら手違いなのか部屋が普通のツインルームだったので、ホテル側に新間は「新日本の大事なお客さんを、何でこんな部屋に入れるんだ!スイートを取れ!」と怒鳴ってスイートルームを用意させたという逸話がある。こうした行動から新間はマクマホンの信頼を勝ち取り、以来マクマホンとは家族ぐるみの付き合いとなり、新間はWWFの名誉職に任命されたこともある。公私に渡って新間はマクマホンの世話になったため、死去した際にはマクマホンの眠る墓に行ってお経を読んだ。
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