新里堅進とは? わかりやすく解説

新里堅進

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/10 09:40 UTC 版)

新里 堅進(しんざと けんしん、1946年 - )[1]は、日本の漫画家沖縄県那覇市壺屋出身[1]。沖縄県在住。

沖縄県立那覇商業高等学校に在学中、『サブマリン707』や『紫電改のタカ』などを読み、漫画家を志す[2]。卒業後、タクシー運転手など様々な職を経験[3]しながら独学で漫画を描き、1973年沖縄戦を題材とした『沖縄決戦』でデビュー。以来、沖縄をテーマとした作品を数多く発表している。1982年、『ハブ捕り』で第11回 日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。

主要作品リスト

  • 沖縄決戦(1978年、月刊沖縄社、前編・後編)
  • ハブ捕り(1982年、琉球新報社
    • ハブ捕り(1991年、新潮社
    • 沖縄白ハブ伝説 ハブ捕り(1995年、クリエイティブ21)
    • THE HABU HUNTER(2009年、バイリンガル版、池宮商会)
  • 史劇 謝名親方(1983年、全教出版)
  • 運玉義留(1983年、全教出版)
  • ほるぷ平和漫画シリーズ16 水筒 ―ひめゆり学徒隊戦記―(1984年、ほるぷ出版、上巻)
  • ほるぷ平和漫画シリーズ17 水筒 ―ひめゆり学徒隊戦記―(1984年、ほるぷ出版、下巻)
    • 水筒 ―ひめゆり学徒隊戦記―(1989年、新潮社、上巻・下巻)
    • 水筒 ―ひめゆり学徒隊戦記―(1995年、クリエイティブ21、上巻・下巻)
  • 泊阿嘉 おきなわ悲恋ものがたり(1988年、那覇出版社)
  • 解釈付習字読本 沖縄の黄金言(1988年、沖縄総合図書、監修:喜友名朝亀)
  • 歴史漫画 琉球王朝史1 琉球王国の成立(1991年、創光出版)
  • 首里城ものがたり(1992年、琉球新報社、監修:又吉眞三、上巻・下巻)
  • 劇画 かがり火 ロベルトソン号救助物語(1996年、上野村役場企画調整課)
  • 宮古島人頭税物語 島燃ゆ(1996年、クリエイティブ21)
  • 跳べ!虎十 琉球空手風雲録(1996年、クリエイティブ21)
  • わが夢は八重瀬をこえて(1997年、東風平町教育委員会生涯学習振興課、監修:比屋根照夫)
  • ケンちゃん日記(1997年、クリエイティブ21)
  • 劇画 真喜志康忠シリーズ うちなー芝居名作劇場 1 合縁奇縁(1998年、琉球新報社)
  • 劇画 真喜志康忠シリーズ うちなー芝居名作劇場 2 多幸山(1999年、琉球新報社)
  • 劇画 真喜志康忠シリーズ うちなー芝居名作劇場 3 てぃんさぐの花(1999年、琉球新報社)
  • 沖縄歌劇の巨星・伊良波尹吉物語 奥山の牡丹(2000年、与那原町教育委員会、監修:渡名喜明)
  • 白梅の碑 野戦病院編(2002年、クリエイティブ21)
  • 白梅の碑 戦場彷徨編(2003年、クリエイティブ21)
  • 劇画 沖縄健児隊 少年達の生と死(2004-2006年、琉球新報夕刊)
  • 貘さんの見た夢 詩人・山之口貘の世界(2006-2007年、琉球新報夕刊)
  • 歴史まんが 琉球処分(2008年-、琉球新報夕刊、後に朝刊に移行、原作:大城立裕「小説琉球処分」)
  • シュガーローフの戦い 日米少年兵たちの戦場(2015年、琉球新報社、上巻・中巻・下巻)
  • 死闘伊江島戦 前編 ―不沈空母にされたシマ―(2021年、琉球新報社)
  • 死闘伊江島戦 後編 ―激闘下の女性たち―(2021年、琉球新報社)
  • ヤンバルの戦い ―国頭支隊顛末記―(2024年、琉球新報社、監修:石原昌家、1巻・2巻)

脚注

  1. ^ a b 「ケンちゃん日記 貧しいけど豊かだったあのころ」株式会社クリエイティブ21 1997年6月10日 46ページ
  2. ^ 「ケンちゃん日記 貧しいけど豊かだったあのころ」株式会社クリエイティブ21 1997年6月10日 97ページ
  3. ^ 「ケンちゃん日記 貧しいけど豊かだったあのころ」株式会社クリエイティブ21 1997年6月10日 107-108ページ

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「新里堅進」の関連用語

新里堅進のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



新里堅進のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの新里堅進 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS