新谷の健康法とそれに対する批判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 06:18 UTC 版)
「新谷弘実」の記事における「新谷の健康法とそれに対する批判」の解説
新谷弘実は、ミラクル・エンザイムという用語を用いて、この消耗を避けることで健康になれるとしている。また胃腸内視鏡で30万人以上の腸内を見てきた結果、動物性食品をよく食べている人は大腸ガンなどの健康リスクが高まるとし、これを「腸内の状態(腸相)が悪い」と報告した。そして、主にこの2つの理由を根拠とした健康法「シンヤビオジマ」を提唱している。 ただし、新谷の健康法に対しては、批判的な見方も寄せられている。著書の中にある牛乳は有害であるという記述に対し、社団法人の日本酪農乳業協会は、その科学的根拠に疑問を呈し、公開質問状を出した。疑似科学を検証する明治大学科学コミュニケーション研究所は、牛乳有害説は合理的でなく支持するデータもないと評した。一部の医師からは、「新谷医師の場合、牛乳を否定しつつその他のサプリ等を推奨」しているなど、否定的な意見が出ている。
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