新撮影編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 19:02 UTC 版)
毎回即興に近い形で作られており、当初は怪獣とセブン、もしくは怪獣同士がばったり出くわしてそのままなし崩し的に格闘へ突入するシンプルな筋立てがほとんどであった。回が進むにつれ、「ゲバゲバ」「ハレンチ」「マキシ」「スキャット」などといった当時の流行語をサブタイトルに散りばめた、不条理かつ怪しげな筋書きの寸劇が頻発するようになってゆく。 野外ロケは予算の苦しい当初は手近な生田・多摩の造成地や三浦半島の剱崎、よみうりランドなどで行われていた。番組の人気が出始めてからは、北軽井沢や伊豆半島の下田にまで遠征している。 スタッフが5人ほどとスーツアクター3人でマイクロバスに乗り込みロケに出かけていた。1日で5本分ほど撮影していたという。 着ぐるみを新たに作る余裕もなく、撮影やアトラクションで使用した着ぐるみを流用したため、アトラクション用の着ぐるみは本編での造型が忠実に再現されていないものも珍しくなく、撮影に使用されたいわば「本物」の着ぐるみであっても経年劣化などで変形しているものもあった。後年、DVD発売の際には意図的にこの劣化具合を再現したソフビ人形が作られ、特典として付けられた。
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