新岳の噴火による全島避難
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 05:26 UTC 版)
「フェリー太陽」の記事における「新岳の噴火による全島避難」の解説
2015年5月29日、9時59分、口永良部島の新岳で爆発的噴火が発生した際、本船は宮之浦港から島間港へ向かって航行中だったが、全島住民の避難のため、10時35分、本船の派遣が決定される(2015年の口永良部島噴火#交通機関)。宮之浦港で通常運航を打ち切って救援のため本村港へ向かい、13時20分に本村港沖に到着した。海上保安庁の測量船拓洋(HL02)、巡視艇とから(PM21)の支援を受けて安全確認の上、本村港に14時37分に接岸、島民ほか125名を乗せて15時43分に離岸、17時30分に宮之浦港に到着した。 フェリー太陽の定員は100名であるが、気象庁による火山活動活発化の情報を受けて、屋久島町は事前に定員を150名とする運航計画変更を申請していた。5月25日に九州運輸局鹿児島運輸支局により海上運送法等に基づく運航計画および船舶運航計画の変更が認可され、噴火を受けて船舶安全法に基づく臨時変更証が交付され、定員を臨時に150名として運航された。
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