文書型宣言およびDTDの扱い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 00:07 UTC 版)
「HTML5」の記事における「文書型宣言およびDTDの扱い」の解説
HTML5仕様においては、文書型宣言はもはやモード指定以外の意味をなさず、その書式は “” である。 HTML構文では文書型宣言は必須である。XML構文では、HTML5で導入される新しい機能を利用する場合は必須、それ以外の場合は文書型宣言は必須ではない。 従来のHTML規格で提供されていたDTDがなくなり、また文書型宣言の書式が決まっているため、HTML5ではDTDが利用できず、DTDに依存する多くの機能のほとんどが扱えなくなる。例としては、HTML4以前に扱えていた文字実体参照のほとんどがHTML5では扱えなくなる(XMLは文書内部にDTDを書くこともできるが、上記の文書型宣言の決まりを無視する結果となるため、HTML5の仕様の範疇ではない)。
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