教員による準強制猥褻事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 14:09 UTC 版)
「香川大学」の記事における「教員による準強制猥褻事件」の解説
2004年、香川大学教授・岩月謙司が準強制猥褻罪の容疑で逮捕される。2006年3月、岩月は高松地裁で懲役2年の実刑判決を受ける。2007年5月、高松高裁における控訴審で懲役2年・執行猶予3年の有罪判決を受けるが、岩月と弁護団は無罪を主張し、2008年7月、最高裁に上告する。2009年12月、上告審において最高裁第2小法廷は、被告側の上告を棄却する決定をし、懲役2年の一審判決を破棄。懲役2年、執行猶予3年の二審高松高裁判決が確定した。当初、香川大学は「学外の私的な行動」として厳重注意を行うのみだったが、2006年3月の高松地裁による実刑判決を受けたことから、大学の名誉や信用を大きく傷つけたことを処分の理由として、岩月を懲戒解雇した。
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