敗訴とAVA-net設立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/27 22:42 UTC 版)
「野上ふさ子」の記事における「敗訴とAVA-net設立」の解説
動物愛護・動物実験反対団体『動物実験の廃止を求める会(JAVA)』での活動において、1995年、事務局長の野上は役職を辞任させられた。 野上の自伝での言い分によれば、「医科学研究における動物実験問題は分からない、やりたくない、こわい」という立場のグループが会を分裂させたのだという。そして、「こともあろうに分裂グループは夜中に合い鍵を使って事務所に入り、会員名簿と会の資金をすべて持ち去った」、「多数決で私の代表権を奪うために、私のいない議事録会議を作成し、多数決で会を乗っ取った」、と野上は言う。 こうして、対立グループの言い分によれば、「私を追放するための陰謀だ。乗っ取りだ。新しい事務局長など認めない。」と、解任を不服とした野上が地方会員を動員して別の『動物実験の廃止を求める会』を設立し、その他JAVAの活動を妨害したことにより、JAVAから提訴され、1997年に最高裁で野上の敗訴が確定した。野上は一審敗訴の直後1996年に会の名称を替えて『動物実験廃止・全国ネットワーク(AVA-net)』とし、また動物愛護・動物保護団体地球生物会議ALIVEも設立した。
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