政治資金拠出問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 23:12 UTC 版)
2014年、吉田が渡辺喜美みんなの党代表に対し、2010年の第22回参議院議員通常選挙および2012年の第46回衆議院議員総選挙の直前に計8億円を「選挙資金として貸した」ことを公表。選挙運動費用収支報告書や政治資金収支報告書に8億円は記載されておらず、渡辺代表は「純粋に個人として借り、利息も払った」とのコメントを出す。 また、この問題についてブログでコメントを行った弁護士の澤藤統一郎に対し、名誉棄損だとして2000万円(後に6000万円に増額)を請求する訴訟を起こしたが、東京地裁は吉田の請求をすべて棄却した。その後弁護士側が、吉田の訴訟は自由な言論を封じる脅し目的の「スラップ」に当たるとして、吉田を提訴。2019年10月4日、東京地裁は「提訴は著しく相当性を欠く違法行為だった」と認定し、吉田およびDHCに対し、110万円の支払いを命じる判決を下した。DHC側は判決を不服として控訴する意向を示した。
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