政治資金問題による国務大臣辞任
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 21:24 UTC 版)
「佐田玄一郎」の記事における「政治資金問題による国務大臣辞任」の解説
2006年9月には安倍内閣で内閣府特命担当大臣(規制改革担当)に任命され初入閣。あわせて国・地方行政改革、公務員制度改革、地域活性化、道州制を担当する国務大臣も兼務した。2006年12月25日、自身の政治団体「佐田玄一郎政治研究会」が1990年から2000年までの10年間、実態のない架空の事務所費を計上し、約7800万円を支出したとする虚偽の政治資金収支報告書を提出していた問題が発覚。佐田の公設第1秘書の証言によれば、同団体には活動実態が無く、1990年から1999年までに活動費として収支報告書に記載していた2億1300万円についても虚偽記載の可能性が指摘され、佐田は同年12月27日に国務大臣の職を辞任した(後任は渡辺喜美)。2009年の第45回衆議院議員総選挙では比例北関東ブロックから出馬し、7選。一方、群馬1区から出馬した尾身は落選し、その後政界引退を表明した。
※この「政治資金問題による国務大臣辞任」の解説は、「佐田玄一郎」の解説の一部です。
「政治資金問題による国務大臣辞任」を含む「佐田玄一郎」の記事については、「佐田玄一郎」の概要を参照ください。
- 政治資金問題による国務大臣辞任のページへのリンク