放蕩一代記とは? わかりやすく解説

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放蕩一代記

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 05:15 UTC 版)

放蕩一代記』(ほうとういちだいき、:A Rake's Progress)は18世紀のイングランド人画家ウィリアム・ホガースが描いた8点の油彩画、ならびにそれらをもとに制作された銅版画の総称。日本では『放蕩一代記[1][2]』の他に『放蕩者一代記[3]』、『放蕩息子一代記[2]』、『放蕩者のなりゆき』などさまざまな名称で呼ばれる。ホガースが自ら「現代の道徳的主題[4]」と呼んだシリーズの第2作である。本作品は主に、1735年に制作された銅版画版で広く世に知られることになった。1732年から1733年にかけて制作された原画(油彩画)は現在、ロンドンサー・ジョン・ソーンズ美術館が所蔵している。


  1. ^ 大東文化大学経営研究所「ホガース版画展」図録 本稿では各絵画の題名も当サイトによっている
  2. ^ a b 富山大学教授宮内伸子「驚異の部屋」
  3. ^ 伊丹市立美術館
  4. ^ a b c 荒川裕子・立入正之「イギリスの美術」、『イギリス文化入門』所収、三修社、2010、p217-219
  5. ^ Bindman, David. Hogarth, Thames and Hudson, 1981. ISBN 0-500-20182-X
  6. ^ a b c d 桜井武『イギリスの美術館』平凡社新書、2008、p170-178
  7. ^ Life: The Observer Magazine - A celebration of 500 years of British Art - 19th March 2000
  8. ^ a b c d e f g h サー・ジョン・ソーンズ美術館公式サイト
  9. ^ テート・ブリテンのサイト
  10. ^ ベドラム#歴史も参照
  11. ^ オペラの原題は絵画と同名で、日本では『放蕩者のなりゆき』と呼ばれることも多い


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