ニネット・ド・ヴァロアとは? わかりやすく解説

ニネット・ド・ヴァロア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/22 20:26 UTC 版)

ニネット・ド・ヴァロワ (1974)

ニネット・ド・ヴァロワ(Dame Ninette de Valois OM CH DBE, 1898年6月6日 - 2001年3月8日)は、アイルランド生まれのバレエダンサー、振付家。本名はエドリス・スタナス(Edris Stannus)。

ダブリンに生まれる。チェケッティはじめ、多くの舞踊教師に学び、1914年初舞台。主にロンドンで踊った。

1923年から1925年まで、セルゲイ・ディアギレフ主催のバレエ・リュスに参加。その間、ニナ・ドヴァロワ(Nina Devalois)と名乗った。1926年春、バレエ学校をロンドンに設立。同年にオールド・ヴィック劇場のオーナーであるリリアン・ベイリス(Lilian Baylis, 1874年 - 1937年)と知り合い、劇場のために振り付けをした。

1931年、サドラーズ・ウェルズ劇場に付属のバレエ学校を設立し、専属のバレエ団を組織。これが発展し、イギリス最初の優れたバレエ団となった。第二次世界大戦後、サドラーズ・ウェルズ・バレエ団は本拠地をコヴェント・ガーデンに移し、王族を名誉総裁に迎え、1957年からロイヤル・バレエ団と改称した。

1950年、フランスよりレジオンドヌール勲章を与えられた。

1951年、舞踊発展に尽くした功績により、デイム(Dame)の称号が与えられた。

自分の名前を冠した賞も作られた[1]

脚注

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先代
(初代・創設者)
ロイヤル・バレエ団芸術監督
1931年 - 1963年
次代
フレデリック・アシュトン




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