揮発性データ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/28 08:31 UTC 版)
「コンピュータ・フォレンジクス」の記事における「揮発性データ」の解説
証拠物を押収するとき、もし機器がまだ稼働中ならば、RAM上のデータは電源を切ると失われる可能性が高い。 メモリセルに蓄積された電荷の放散に時間がかかるので、電力停止後にもRAMにある重要な内容が解析されうる。データ回復が可能な時間は、低温であって高いセル電圧であるほど長くなる。RAMを−60℃ 下で電源が入っていない状態に保持できれば、電荷の放散が抑えられてデータ回復が成功する見込みは高くなる。しかし、現場調査でそういった対応は非現実的である。
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