接地極付コンセントの施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 00:32 UTC 版)
「配線用差込接続器」の記事における「接地極付コンセントの施設」の解説
コンピューターなどの電子機器や大容量電化製品の家庭への普及、および北米やヨーロッパ諸国などで既に接地極付とすることが義務づけられている状況を踏まえ、内線規程3202-3の2005年改訂により、新築住宅等においては利用局面を問わず家庭内の全てのコンセントを接地極付きとすることが推奨されている。 電気洗濯機、衣類乾燥機、電子レンジ、電気冷蔵庫、食器洗い機、冷暖房機(冷房機)、温水洗浄式便座、電気温水器、自動販売機に使われるコンセントは接地極付コンセントとすることが義務付けられており、またアース線をネジ留めすることもできるよう接地端子を併設することが推奨されている。 屋側の雨線外または屋外、台所、厨房、洗面所、便所に設置するコンセントは接地極付コンセントとすることが勧告され、接地端子を併設することが推奨されている。 その他一般に、住宅に設置するコンセントは接地極付コンセントとすることが推奨されている。 住宅に設置する200V用コンセントは接地極付コンセントとすることが義務付けられている。 住宅以外に設置する200V用コンセント、医療器具用のコンセント、単相3線式分岐回路に用いる100/200V併用コンセントは接地極付コンセントとすることが勧告されている。
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