捕獲制限の開始
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 01:36 UTC 版)
小型鯨類は1988年の商業捕鯨モラトリアムの頃からクジラの代用として需要が増え、1986年に1万6515頭だったイシイルカの捕獲数が1988年には4万367頭にも増えた。そのため、1991年のイシイルカを初めとして、漁法ごと、鯨種ごとの捕獲制限が設けられた。追い込み漁に関しては、2006年まで静岡県で600頭、和歌山県で2380頭の計2980頭が許可が与えられており、2007年に2468頭、2008年に2393頭へと変更されている。 静岡県には年間捕獲枠数が600頭ほどが割り当てられていたものの、1993年以降は年間100頭を割っており、さらに1997年以降は1999年に71頭に減った。また、和歌山県は2015年現在、捕獲枠が1,971頭に減少している。
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