押野武志とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 押野武志の意味・解説 

押野武志

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/25 07:49 UTC 版)

押野 武志(おしの たけし、1965年4月 - )は、日本近代文学の研究者。専門は日本近代文学、表象文化論北海道大学大学院文学研究院教授。

略歴

山形県生まれ。1989年山形大学人文学部国文学科卒、1994年東北大学大学院博士課程満期退学。広島文教女子大学短期大学部専任講師、2000年北海道大学文学部助教授、2007年北海道大学大学院文学研究科准教授、2012年北海道大学大学院文学研究科教授を経て現職。2000年『宮沢賢治の美学』で宮沢賢治賞奨励賞受賞。2008年「日本近代文学の帰趨 夏目漱石宮沢賢治坂口安吾の系譜」で東北大学で学位取得。博士(文学)。主として宮沢賢治を研究対象とする。最近は日本のサブカルチャー文化と関連づけ、村上春樹も研究の対象にしている。

妻は仙台文学館学芸室長の赤間亜生。

著書

  • 『宮沢賢治の美学』(翰林書房、2000年)
  • 『童貞としての宮沢賢治』(ちくま新書、2003年)
  • 『文学の権能――漱石・賢治・安吾の系譜』(翰林書房、2009年)

共編著

  • 『日本探偵小説を読む――偏光と挑発のミステリ史』諸岡卓真共編(北海道大学出版局、2013年) 
  • 『コレクション・モダン都市文化 第88巻――札幌の都市空間』編(ゆまに書房、2013年)
  • 『日本サブカルチャーを読む――銀河鉄道の夜からAKB48まで』編(北海道大学出版局、2015年)
  • 『日本探偵小説を知る――一五〇年の愉楽』編(北海道大学出版局、2018年)

脚注

外部リンク

  • 北海道大学 教員紹介:[1]



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「押野武志」の関連用語

押野武志のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



押野武志のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの押野武志 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS