抗GD2抗体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 02:23 UTC 版)
細胞表面の多糖類抗原は、免疫療法の標的と成り得る。GD2(英語版)は多くの癌種の細胞表面で見られるガングリオシドで、神経芽細胞腫、網膜芽細胞腫、悪性黒色腫、小細胞肺癌、脳腫瘍、骨肉腫、横紋筋肉腫、ユーイング肉腫、脂肪肉腫、線維肉腫(英語版)、平滑筋肉腫、その他の軟部肉腫から見付かっている。正常細胞の表面には存在しないので、免疫療法の良い標的となる。2014年時点で、第I相臨床試験、第II相臨床試験、第III相臨床試験が実施されていた。
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