投射手段のロケット化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/04 05:13 UTC 版)
第二次世界大戦後、爆雷は更なる遠方への投射を目指し、弾体後部にロケットモーターを取り付け、目標海面まで空中を自力飛翔する対潜ロケットへと進化する。これは空中・水中とも無誘導であったが、水中を垂直沈降するだけでは命中性に乏しいという爆雷が本来的に持っている欠点は依然カバーできず、やがて誘導魚雷の登場により、弾頭を爆雷から短魚雷に替えた対潜ミサイルに取って代わられていった。 しかし安価であるため、現在でもロシア製のRBU対潜ロケット発射機が、ロシア海軍、インド海軍、中国人民解放軍海軍などで使用されている。
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