抑制力チェックと決断力チェック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/06 02:08 UTC 版)
「ワープス」の記事における「抑制力チェックと決断力チェック」の解説
キャラクターには「抑制力」「決断力」という能力値が設定されている。 ゲーム中にプレイヤーが発した「プレイヤーとしての発言」に対して、GMは抑制力による判定を要求することができる。判定に失敗したキャラクターは、プレイヤーが喋った言葉通りの行動をとる必要がある。例えば、NPCと交渉中にあるプレイヤーが「このNPC、ちょっと怪しいなぁ」という言葉を発した時、GMが抑制力チェックを要求しプレイヤーが失敗したならば、その言葉をキャラクターが喋ってしまったことになり、恐らくはNPCの機嫌を損ねて交渉が不利になる。 また、プレイヤーがある行動を自分のキャラクターに行わせようとした時、GMが「そのキャラクターの性格ではそんな行動はとりそうもない」と判断したならば、GMは決断力による判定を要求できる。これに失敗すると、キャラクターはプレイヤーの望んだ行動ができなくなる。 抑制力と決断力のルールは一見、ゲームを停滞させるように見えるが、その目的はゲーム中にコメディリリーフを強調させることにある。「テレビアニメや特撮ドラマ」のようなノリを目指したWARPSでは、コメディ要素をゲームプレイに強制的にでも盛り込むことは重要なことだと考えられていたのである。
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