技術的容量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 06:43 UTC 版)
世界の保存できる情報の技術的容量は、1986年の2.6エクサバイト(最適圧縮)から、1993年に15.8エクサバイト、2000年に54.5エクサバイト超、2007年に295エクサバイト(最適圧縮)、2014年に約5ゼタバイトと増加してきた。2007年の数字はCD-ROMを地球から月まで重ねた分の1.25倍、2014年の数字は印刷した本を地球から太陽まで重ねた分の4,500倍に相当する情報量である。世界の一方向の放送ネットワークで受信できる情報の技術的容量は、1986年は432エクサバイト(最適圧縮)、1993年は715エクサバイト(最適圧縮)、2000年は1.2ゼタバイト(最適圧縮)、2007年は1.9ゼタバイトであった。世界の双方向の通信ネットワークで交換できる情報の実効容量は、1986年は281ペタバイト(最適圧縮)、1993年は471ペタバイト、2000年は2.2エクサバイト(最適圧縮)、2007年は65エクサバイト(最適圧縮)、そして2014年には約100エクサバイトであった。世界の汎用コンピュータによる情報計算の技術力は、1986年の3.0×10^8 MIPSから2007年は6.4×10^12 MIPSに増加している。
※この「技術的容量」の解説は、「情報通信技術」の解説の一部です。
「技術的容量」を含む「情報通信技術」の記事については、「情報通信技術」の概要を参照ください。
- 技術的容量のページへのリンク