批判・影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/06 19:16 UTC 版)
「ジャン=ピエール・アベル=レミュザ」の記事における「批判・影響」の解説
ヴィルヘルム・フォン・フンボルトは1826年にレミュザと書簡を交換し、その結果を出版している。フンボルトの理論では総合的な屈折語こそが高度な思想の発達をもたらすはずだったが、「文法のない」孤立語を使う中国が世界でもっとも高度な文明を持っているらしいことは例外であった。 Guillaume de Humboldt (1827). Lettre à M. Abel-Rémusat, sur la nature des formes grammaticales en général, et sur le génie de la langue chinoise en particulier. Paris: Librarie orientale de Dondey-Dupré père et fils. https://archive.org/details/lettremabelrmus00rmgoog. レミュザは、漢字を音ではなく思考を表すものと考えた。これはヨーロッパで古くから信じられていた伝統的な考えに一致するが、批判の対象になった。
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