戸閉め車側灯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 11:38 UTC 版)
旅客用の自動ドアを持つ鉄道車両は法規により、赤色に光る戸閉め車側灯の設置が義務付けられている。 手動ドア車両には必要ないが、手動ドアが自動ドアに改造された場合は戸閉め車側灯が増設される。現在の日本で一般的な通勤通学用に製造された電車では、自動ドア改造前に手動ドアだった車両自体はほとんど存在せず、三重交通時代に落成した車両が、四日市あすなろう鉄道と三岐鉄道北勢線に在籍している程度である。 ただし路面電車は、客扱い方法の観点から戸閉め車側灯の設置義務はない。然しながら、路面電車と高速電車(この場合は路面電車でない鉄道を意味する)両方の条件を備える路線では、戸閉め車側灯つきの車両が路面区間を、あるいは戸閉め車側灯なしの車両が専用軌道を走行するケースもある。
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