戦闘工兵車としての運用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/29 02:29 UTC 版)
「ナグマショット」の記事における「戦闘工兵車としての運用」の解説
ナグマショットはまた、戦闘工兵部隊でもM113ゼルダの代替として使用された。M113に比べ防御力、火力が優れるだけでなく、より大きいスペースとエンジン出力により、工兵作業に必要な機材を搭載したり、多くの人員を搭載できたためである。従来は機甲部隊から戦車を借りて行っていた地雷処理作業も、ナグマショットに地雷処理ローラーを取り付けて、自前で行う事が可能になった。こういった経緯により、ナグマショットは戦闘工兵部隊では非常に重宝され、広く使用されるようになったが、もともと装甲兵員輸送車として開発されていたため、工兵部隊にとっては使いづらい部分もあった。ナグマショットの長所・短所を理解した工兵部隊からは、センチュリオン(ショット)の車体をベースとした専用開発の新型戦闘工兵車の開発への期待が高まっていき、後述のプーマ戦闘工兵車の開発へと繋がっていった。
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