戦闘工兵の任務
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 20:17 UTC 版)
陣地の構築 地形を利用したり、人工的に手を加えて敵弾から味方部隊を防護するための掩蔽物を構築する。 各種障礙物作成任務 木を切り倒したり、鉄条網・対戦車壕・地雷原・バリケードなどを設置して、敵の通行を妨げる。 地雷・地雷原の処理 地雷を携帯式の地雷探知機や手作業で探し出して位置を特定、最終的には爆薬で処理するほか、地雷処理専用の車輛や地雷処理戦車を使うこともある。 爆薬・爆発物の使用 破壊筒や爆薬で敵陣の鉄条網やトーチカを破壊する。また鉄道や橋梁などの施設破壊を行なう。ドイツ軍による工兵用爆薬や地雷を用いた対戦車肉薄攻撃、大戦末期の日本軍に見られた、梱包爆薬を背負っての敵陣や敵戦車への体当たり攻撃も、爆薬を扱える工兵の任務だった。 上陸戦の支援 上陸作戦前に水中障礙物を除去したり、上陸用舟艇の運用を行う。
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