戦犯容疑者の取り扱い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 07:34 UTC 版)
「ビルマでの降伏日本軍人の抑留」の記事における「戦犯容疑者の取り扱い」の解説
戦犯の疑いを受けた日本兵は、獄中で極端な食糧制限を受け、餓死寸前に追い込まれ、脱獄、発狂、自殺が起き、英軍は日本兵の目の前で、戦犯となった日本兵の銃殺刑を執行したこともあったという。 戦犯容疑者に支給される糧秣は、「生命を保つに必要最小限度の量」だったという。監獄(留置所)では飢餓で軍規が乱れ、ドブネズミまで日本兵の間で争奪戦となった。戦後半年以上経ってから、ある監獄では食料が1日10オンスに制限されたこともある。また、戦犯容疑者の監獄では自殺を防ぐという名目で蚊帳を取り上げられたりした。 最後まで帰国が遅らされたのは、戦犯残留者(戦犯容疑者と取り調べの対象となる関係者など)であり、監禁される容疑者以外は重労働が続いた。
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