戦功と戦死
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 07:09 UTC 版)
「ルーン (槍)」も参照 この(第二次)マグ・トゥレドの戦いにおいてバロールは銀腕のヌアザを討ち取るが、自分も孫のルーに魔眼を撃ち抜かれ、その眼は大勢の友軍に被害を与え、崩れ落ちた巨体も配下の兵士を圧死させた。 バロールの眼は、なんらかの「毒の力」を秘めており 、目を見開けばその破壊力を発揮する。しかし、その瞼(まぶた)は重たく、瞼につけた環っか(把手)を兵士4人がかりで持ち上げねばならなかった。その隙にルーの放った投石器の石で眼を撃ち抜かれ、その眼は友軍に甚大な被害をもたらした。倒れ込んだバロールの胴体は27名のフォウォレ兵を圧死させ、頭がインデフ王に接触した。 明言はされないが、ここに登場するバロールは一つ目の巨人であるとの解釈もされる。軍記では、バロールの眼が「毒の力」を得たいきさつも記しており、これによればバロールの父のドルイド僧たちが薬湯(魔法のポーション)を煮ていた時、窓から外を見て湯気(煙)が目に入り、バロールはその毒気を得たとしている。
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