愛称「ガーキン」の由来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/03 09:20 UTC 版)
「30セント・メリー・アクス」の記事における「愛称「ガーキン」の由来」の解説
1996年、トラファルガー・ハウス社は、9万平方メートル(100万平方フィート)以上あるオフィス空間と、地上305メートル(1000フィート)の場所に展望階を含む、370メートル(1200フィート)のビルの設計案を提出した。計画はそのビルの外観がピクルスに似ているという、かなりな型破りさで一躍注目を集めた。イギリスの新聞、ガーディアン紙の編集次長は、ビルを形容する「卑猥なガーキン(若いキュウリ)」という言葉を造り出した。 その後トラファルガー・ハウス社が自身らが計画した建設案を断念したにもかかわらず、なぜか愛称は定着してしまった。この突飛なデザインのビルは「ガーキン」と呼ばれている他、「タワリング・イニュエンド(Towering Innuendo、聳え立つ暗示)」や「クリスタル・ファルス(Crystal Phallus、水晶の男根像)」とも呼ばれる(それぞれ、「タワーリング・インフェルノ(Towering Inferno、映画のタイトル)」、「クリスタル・パレス(Crystal Palace、水晶宮)」の駄洒落である)。
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