愛媛県越智郡波止浜村の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 13:54 UTC 版)
波止浜の仲之町の梅の木狸は、日露戦争において日本軍がロシア軍に苦しめられ、形勢が不利になっているのを知り、一族を引き連れて出征した。日露戦争では赤い服を着た一隊となった。ロシア兵が赤い服の兵士をいくら狙って撃っても当たらず、逆に赤い服の兵士の射撃は百発百中だった。軍功により梅の木壇十郎の名を賜る。太平洋戦争のときには梅の木さんは出征しなかったとか、梅の木さんがいないならこの戦争には負けるかもしれないとあれこれ噂になった。この梅の木狸の巣は、仲之町の来島ドックの事務所から、波止浜公園へ上がる途中にある老杉の木の根っこに近いところにあり、今はお堂が建っている。
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