悲しみのゴンドラ 第1稿とは? わかりやすく解説

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リスト:悲しみのゴンドラ 第1稿

英語表記/番号出版情報
リスト:悲しみのゴンドラ 第1稿La lugubre gondola S.200/1 R.81作曲年1882年 

作品解説

2007年10月 執筆者: 和田 真由子

1883年2月リスト友人であり、好敵手でもあるワーグナーは、70歳にしてこの世去った当時71歳であったリストは、ワーグナーの死の3カ月前、《悲しみのゴンドラ 第1稿》と《悲しみのゴンドラ 第2稿》を作曲したこの曲についてリストは、ワーグナーの死を予感しながら作曲した、と後に述べている。同じタイトルをもっているが、これらは大きく異なった作品であり、それぞれ第1番第2番呼ばれることもある。

悲しみのゴンドラ 第1稿 / La lugubre gondola S.200/1
分の6拍子 アンダンテ 変イ長調 バルカローレ舟歌)のリズムをもつ 1916年出版された。
ワーグナー作品によくみられるような半音階的旋律用いられている。
突然あらわれ不協和音印象的

悲しみのゴンドラ 第2稿 / La lugubre gondola S.200/2
分の4拍子 アンダンテ・ノン・トロッポ・レント 
原曲は、ヴァイオリンまたはチェロピアノのため二重奏曲としてかかれたもので、それをピアノ版編曲したもの。調がはっきりせず、それによって神秘的な雰囲気つくりだしている。《調のないパガテル》や《灰色の雲》と並び現代音楽先駆けとして、後の作曲家大きな影響与えることになった作品一つである。
早くから知られていた。両手ユニゾンではじまる。演奏時間は約8分。




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