性比の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 09:21 UTC 版)
一次性比-受精時の性比。 二次性比-生まれたときの性比。出生時性比とも言う。人の場合、これを一次性比とすることもある。 三次性比-繁殖可能年齢に達した個体における性比。 実効性比(英: operational sex ratio、OSR)-ある時点で繁殖可能な個体の性比。三次性比から妊娠中、育児中などの個体をのぞいたもの。より正確には一繁殖シーズン中のオスとメスの繁殖機会の比。実効性比に偏りがあるとき、繁殖機会を巡って競争が起きる。性選択の研究で重要である。 安定性比 -ある生物の性比が長期的に見て大きく変動しない場合、その時の比率を安定性比という。多くの生物では約1:1が安定性比だが例外も多い。1:1が安定性比であることを特にフィッシャー性比とも言う。
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