思ってたよりフツーですねとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 思ってたよりフツーですねの意味・解説 

思ってたよりフツーですね

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/29 06:01 UTC 版)

思ってたよりフツーですね』(おもってたよりフツーですね)は、榎本俊二による日本漫画作品。文芸雑誌本の旅人』(角川書店)において2008年(平成20年)1月号より連載中。単行本全3巻。「クールでニヒルな私」に憧れつつもそれが遠ざかって行く、という「浅い悩み」について著者自身が斬り込んだ、「画期的かつ自虐的」な手法を採用した[1]作品である。回想録の部分では現在の著者が過去の著者に悪態をつく、という形を取っている。「(著者)初めての青春エッセイコミック」ということで開始されたが、「ただの日記[2]となっている回も多い。また著者が観た映画の紹介もされている。単行本1巻の帯には森見登美彦からコメントが寄稿されている。

登場人物

榎本俊二
本作品の主人公。「不惑を迎えたギャグ漫画家」。
長女
「いつもクール」な小学6年生。
長男
「ビッグサイズ」な保育園の年長。
耕野裕子
妻。ベテラン少女マンガ家。
コバヤシ
角川書店本の旅人』の編集者。「緻密な言動」をする人物。第17話にて『本の旅人』担当から異動する。
エンドウ
『本の旅人』の編集長。「アバウトでチョイワル」。あまりの似てなさに編集部内が騒然となったとのこと[3]
オリイ
A田書店の編集者。「美人」だが「コワイ」らしい。
F沢
K談社の編集者。著者とは「20年来の腐れ縁」とのこと。
アベカズシゲ(阿部和重
専門学校時代の友人。後に芥川賞作家となる。
アイカワヒロアキ(相川博昭)
高校の同級生で専門学校では1年先輩。高校では映画研究部に所属していた。現在はカメラマン
そのほかゲストとして川上未映子片桐仁本谷有希子内澤旬子岸本佐知子岡本太郎などが登場している。

書誌情報

関連項目

脚注

  1. ^ 単行本第1巻描き下ろし「まえがき」より。
  2. ^ 第10話のセリフより。
  3. ^ 単行本第1巻描き下ろし「あとがきマンガ」より。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「思ってたよりフツーですね」の関連用語

思ってたよりフツーですねのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



思ってたよりフツーですねのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの思ってたよりフツーですね (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS